スリランカ最大の祭り2015年のペラヘラ祭りの日程が仏歯寺より発表されました。今年は8月の満月の日、8月29日まで10日間にわたり開催されます。
8月20日~24日 クンバルペラヘラ
8月25日~29日 ランドリペラヘラ
8月30日 デイペラヘラ
※最大のお祭りはニキニ・ポーヤの8月29日となります。
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エサラ月は雨期の季節のはじまりともされ、多くの仏教僧侶が雨安居(うあんご)と呼ばれる修行に入ります。また、エサラ月はパッティ二・プージャと呼ばれる踊りや音楽によって守護神に祈りの儀式をささげる月でもあります。雨水により潤沢な水がもたらされることから、浄化の季節、新しいはじまりの時とも考えられ、繁栄をもたらす月でもあります。
スリランカのペラヘラ祭りについては、大航海時代の17世紀にセイロン島へと訪れた英国人航海師のロバート・ノックスや、19世紀英国の植民地時代に医師としてセイロンに滞在したジョン・デヴィ―らによる書物にも、その記録が残されています。これらの記録が、現在のペラヘラ祭りが長きに渡り行われてきたことを示しています。もちろん、当時からこれまで時を経て、その時代にあった形へと変化を遂げてもいます。
仏歯を巡る歴史と伝統も、ペラヘラ祭りと密接にかかわっています。エサラ月は宝物の月とも呼ばれています。18世紀キールティ・スリ・ラージャシンハ王の時代には、4人の守護神に捧げる祭りデヴァラ・ペラヘラと仏歯に支げる祭りダラダ・ペラヘラが合同して、現在のペラヘラの形となりました。
ペラヘラ祭り開催に当たっては、様々な伝統と慣習が融合した複雑な手順が踏まれます。ペラヘラ祭りの準備は年のはじめ(旧暦の4月)にはじまります。5月の満月の日ウェサック・ポーヤと6月の満月の日ポスン・ポーヤが終わると、ペラヘラ行列に向けての第一歩として象の所有者たちに連絡が行きます。象の寸法を測り、ペラヘラ祭りで着飾る象の衣装の修復作業や、必要であれば新しい衣装の作成などが行われます。その他、松明といったペラヘラ祭りに必要なものの修復作業などが、ペラヘラ祭りの成功に向けて入念に行われます。そして、仏歯のための占い師が、年に一度の一大イベントの吉兆の時を見定めます。政府関係者とマハサンガの代表者が集まり、ペラヘラ祭りの成功に向けて準備がなされます。
(参考ウェブサイト:http://www.sridaladamaligawa.lk/Kandy-Esela-Perahara)
この機会に是非、スリランカに訪れてみてはいかがですか。
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http://www.yathrajapan.com/2013/10/blog-post_4758.html